ご協賛のお願い

私たち、⼀般社団法⼈ ⽇本パラオ⻘少年セーリングクラブは、パラオ共和国と海で結ばれている日本において、将来を担う両国の⻘少年たちに対する持続可能な活動の一環として、マイクロプラスティックの採取活動やセーリングディンギーの普及活動を継続的に⾏うことで「海への関わり」の⼤切さに対して理解を深め、地球全体の環境維持の重要性を両国の⻘少年が中心となって発信できる環境を整えることを目的とする団体です。

JPSYCの活動

A.社会貢献活動

➀OPディンギーの寄贈
OPディンギーとは、セーリング競技において最も基本となる乗り物です。世界中のジュニアと呼ばれる世代のセーラーたちが、この1人の小型ヨットでセーリングを学び、競技をおこなっています。
パラオ共和国は四⽅を海に囲まれている国ですが、意外にもセーリングはほとんど普及していません。海洋⺠族ですから海に出る機会はあるものの、セーリングという競技に対しては認知されていないというのが実情です。
私たちは、パラオ共和国の⻘少年に対し、海と⾃然環境の関わり合いと共⽣をテーマとした活動をOPディンギーを継続的に寄贈することによって育みたいと考えています。
当然ながら、パラオ共和国政府公認の活動としてスランゲル・S・ウィップス・Jr 大統領の承認を得、社会文化大臣(パラオ国⽴オリンピック委員)であるバラクイ・テメニエル氏指導の下、プログラムを展開させて頂いています。そして最終的にはパラオ共和国セーリング連盟の⽴ち上げを⾏うと共に、4年に⼀度のスポーツの祭典(オリンピック/パラリンピック)に参加することを目的としています。

②OPディンギーの維持と普及
OPディンギーでセーリングを体験するプログラムを維持する上で、実際の活動において艇体やマスト、セールなどが、日々消耗していきます。ですから、健全なセーリングを維持するためには、⽇頃からの整備の重要性を学ぶことも大切な教育の一環であると考えています。
私たちは寄贈したOPディンギーの維持・整備を通じて、パラオの⻘少年たちに海洋での安全の維持には、何よりもメンテナンスが⼤切であることを指導してきます。
併せて現地には日本から指導員を常駐させ、小中学校の課外活動としての認知を高めることを目標とし、当面は週末を含めて週2回の練習を実施していきます。

B. 親善ヨットレース(横浜港)活動

2022年7月、横浜港内海面にて、OPディンギーの親善レースの開催を予定しています。
パラオ共和国に親善の証として寄贈するディンギーを使い、日本とパラオ共和国のジュニアセーラーによる親善レースを実施します。

C. マイクロプラスティック採取・提供活動

昨今、海洋中を浮遊するマイクロプラスティックに関しては、⽣態系への影響が懸念される中、その実態の把握が急がれています。定点での海洋⽔のサンプリングや、海洋を航⾏している船舶からのサンプリングを数多く⾏うことにより、マイクロプラスティックの拡散の傾向を把握し、環境への次なる対策を検討する活動が広く世界でも広がっています。私たちも持続可能な活動の一環として、このマイクロプラスティックの採取活動を命題と位置づけ、取り組んでまいります。

イベントスケジュール(日程は全て予定)

  • 2022年04月03日(日):横浜港ぷかり桟橋にて帆船「みらいへ」船上懇親会
  • 2022年06月20日(月):パラオ共和国にてOP選抜レース
  • 2022年07月10日(日):「横浜港ボート天国」にて、ジュニア国際親善レースを開催

上記は予定ですが、2022年2月中旬には日本からパラオ共和国に指導員を派遣し、日頃の練習の成果を拝⾒すると共に選抜レースを開催し、7月上旬には10名ほどのパラオ共和国の⻘少年と引率者を日本に招き、横浜港ボート天国(7月10日ごろを予定)のイベントの一つとして、OPの国際親善レースを開催予定です。

ご協賛各社様・各団体様のメリット

パラオ共和国と日本とは、従来から親密な関係にあることは、皆様におかれましても周知のこと思
います。2022年はこのパラオ共和国にとって、独⽴28周年の節⽬を迎える年になります。

皆さまからのご支援は、持続可能な海洋環境保全の観点から大きな⼒となることは当然ですし、セーリングを通して両国の親善をより明確に関係とする一助とさせて頂ければと考えております。

運営団体

⼀般社団法⼈⽇本パラオ⻘少年セーリングクラブ
神奈川県横浜市⾦沢区⽩帆1番地
連絡責任者:新田 肇(事務局⻑)
携帯電話:090-3209-6081

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